昨日、夢応援プラザにおいて親子うまみ教室 ～和食で育つ心と身体～ を開催いたしました
募集開始後ずっと大きく定員割れしていたのですが
最後の一週間でたくさんのお申し込みがあり
おかげさまで盛況のうちに終了しました
午前は幼稚園組、午後は小学生組の予定だったのですが、
兄弟での参加希望もあり年齢は少し上下しました
最初はうま味のお勉強を紙芝居で、クイズのリアクションも元気です
そしてかつお節削りを見学します
午前は小さい子のクラスだったので見学だけでした
午後は小学生だけ体験してもらいました
そして昆布だしの試飲・・・
昆布だしを半分だけ飲んでもらいます「これ、おいしいの？」という表情の子もいますが
鰹節を口に含んでから残りの半分を飲んでもらうとその違いにびっくり
「お口の中で一番出汁の体験」でした
そして目の前でたくさんの削り節が昆布だしの中に投入されて、
時間を置かずに濾しとる ダイナミックな様子を見学
「出汁ってこうやってとるんだよ」といういっ木さんからのメッセージ
伝わったと思います
醤油を加えてまた味見
塩味が加わるともっと美味しくなりました
これがそのまま試食のおすましになります
という事でお隣の部屋に移動して席についてもらいます
その間にいっ木さんは彩り丼の餡の仕上げですが
火力が上がらず皆さんをお待たせしてしまいました
食事の前に「いただきます」について皆さんで考えて頂き
感謝の気持ちで頂きますを言いました
小さな子もちゃんと手を合わせて「いただきます」が言えました
まずは最初におすましを食べて頂きました
おすましの具は、まだかの湯引き、粟麩、きゅうり、ゆず
お待たせしてしまった彩り丼は
出汁に薄口醤油だけで味付けし片栗粉でとろみをつけた中に
夏野菜の薄切りがたっぷり
しいたけ、タマネギ、パプリカ、きゅうり、おくら、とうもろこし､トマト
この中には苦手な野菜もあったと思いますがほとんど残さず食べてくれました
野菜だけの丼って小さな子にはハードルが高いのではないかと思いましたが
ちゃんとお出汁がきいているとそれがわかるのですね
味覚に敏感なこの時期を本当に大切にしたいと思う瞬間です
おまけのきゅうりのがごめ昆布の浅漬け、醤油糀かけ
個人的にはまっています醤油糀を紹介したくて
塩糀も良いですが、醤油糀はまだそれほどポピュラーでないようです
すごく簡単なのに美味しくてこれこそご家庭のお気に入りの醤油で作って頂きたいなと思います
糀は日本にしかないものですからそれもまた大切にしていきたいと思います
塩糀と違って、醤油糀で漬け物をすると色が悪くなってあまり美味しそうにならないので
薄めの塩で漬けておいてから醤油糀はかける事にしました
昆布はもっと味の出るものの方が良いと思ってのですが
流行のがごめ昆布を使ってみました･･･が、粘りが強くて食べにくかったですよね・・・
でも意外に好評で、小さな子もちゃんと食べてくれましたね
またこの日のお茶は、春野の無農薬のお茶を粉にした
｢食べるお茶」でした
そして最後は「いただきました」で終わります
どの子も一生懸命聞いてくれて､一生懸命答えてくれて､一生懸命食べてくれました
「うまみ」という言葉だけでも覚えてもらえたらうれしいな
そしてお忙しい中、きっちり時間に間に合うようにお集まり下さった参加者の皆さん
事故もなく終わった事は､皆さんのご協力があっての事だと思います
ありがとうございました
子育て｜ 浜松市｜ 
