「おいしいをやらまいか」　身体で感じる美味しいごはん

　先日、文教幼稚園におきまして
味覚とだしの食育講座を開催しました

講師は「彩席かわかみ」の店主、川上さん
ふじのくに食の都づくり仕事人でもあります川上さんは
以前から私たちの活動にもご協力下さっています

今回は、年中さん、年長さんへの講座になります
幼稚園の先生方のご協力のもと
とても素敵な講座になりました





まずは先生から味覚についてのお話を
紙芝居で行いました
園児にはあらかじめ
「今日は、舌を使ったお勉強をするよ」と話されていたとのこと
園児達も興味津々でした
紙芝居では五味の「甘い、酸っぱい、苦い、塩辛い」について紹介があり
もう一つの味について川上さんから教えて頂きましょうという流れで
川上さんが登場しました

もう一つの味であるうま味を紹介し
その中でもだしについてお話ししました

だしの材料の昆布と鰹を説明し
解体君による解説と
初登場の海の中の昆布の模型で大きさを体感
また、代表の子によるかつお節削り体験

そして昆布だしと鰹だしの体験をしました
だしをひくところでは、削り節の投入の際には
園児から歓声も上がり
子どもの目から見ても
とても沢山の鰹ぶしが使われているかが理解できるのですね
そしてそのおだしで給食の時にはお吸い物が付きました






具は、鰆と水菜
ほとんどの子が完食していました
実は水菜は苦手な子も多く
家では食べないけど
この日のは美味しかったと言う子もいたようです

とても楽しげに学ぶ子ども達に
私達も元気をもらいました

園の先生方もお忙しい中とても多くのご協力を下さって
大きなトラブルもなく終了しました
他園の先生からの見学もあり
ご理解頂いたのではないかと思います
これがきっかけとなって
他の園にも広がって下さればと思います

関係者の皆様に感謝申し上げます


この日は土砂降りで
講座が終わるのを待っていたかのように
その後続々と避難勧告メールが届きました

終わるのを待っててくれたのかな・・・？