伝えよう!ふるさとの味 出来上がるまで

講座の裏側

伝えよう!ふるさとの味のお話しを頂いたのは昨年くらい
昨年は、里山たいけん帖として参加しました
それがもう少し食育感を強くして
内容も、単なる体験だけで無く
想いを持った物にしたいというお話しでした

そして、高学年と、低学年に分けてプログラムを組んで欲しいという話も
夏休みの間に2回

私達の団体は、子育て真っ盛りだったり
介護中だったり、
子育てを一段落して働きに出ていたり。。。
それはそれは忙しい人ばかり。。。
そんな中で2回。。。
不安もありましたが
でも、活動の肝になる講座

何とかなる!
というか、してくれるならなかったらその時
という半ば見切り発車で引き受けました

本当はメンバーをもっと増やして
一人の負担が減るようにしたいけど
中々増える物ではありません
お金を払って出てきてもらう仕事と違って
ボランティアで自分の時間を提供してもらって活動しているのです

お返しできるのは美味しいまかないと
和食の知識

予算を立てるときには
かならずメンバーが学べる分の準備もします
特にお椀は、かならずメンバーの分も準備します
毎回、だしの講座の時には本格的なお椀の体験をしてもらっています
これが出来るのも料理人の協力あってのことですけど


そして、実際のプログラム
農+さんとは昨年実施したので
内容は変えず
低学年と言うことでいくつかの注意点は付け加えましたが
昨年の反省は生かせたと思います
瀟洒なレストランを調理室にするんです
昨年はとっても考えました
お店を痛めないように
どうやったら出来るか

器具を買い込み
段取りを考え
準備に準備を重ねて
その経験が
今年自信を持って出来るところに繋がりました

明日来るお客様は
今日の様子は夢にも思わないだろうな~と
ちょっと思ったりしてました

でも今津さんは大変だったと思います
貴重なお休みに、朝早くからお付き合い下さって
その前に、収穫用の畑を仕立てるところからですから

ただ、やっぱり子ども達にとっては
畑で自分で収穫して、それを自分で料理してって
すごく貴重な体験だったと思うんです
食べられないものも食べちゃう
私達にとっても貴重なプログラムです
最後は、一緒になってしまいますが
ギリギリまで自分の物は自分で切って
鍋に入れるところまでやって
畑から食卓までの体験をしてもらいました


問題は忘れ物
計量シールは作ったはずなのに
どこかに入り込んでわからなくなってしまい
「あれ、無いと不便」と言われてしまいました

また、クーラーボックスなども忘れて
翌日取りに行く始末
来年気をつけます


次の高学年プログラムで用意した
浜名湖の魚
場所は村櫛のOMソーラーの社屋
地球のたまごを貸して頂きました

日本は江戸時代まで肉食を禁じていましたので
和食の中心は魚食です
なのに、最近は家庭での魚食の機会は減っています
まるっと一匹の魚を料理する機会も減っています
焼き魚はするけど煮魚はしないというおうちも多いと思います

煮魚は、コツさえ覚えてしまえばとっても簡単

そして、目の前に広がる浜名湖がいかに恵まれているかも知って欲しかった
穏やかな湖面の下では、沢山の生物が生きています
そしてほんの少し魚を食べることを増やしてもらいたかったので
魚の耳石を紹介してコレクションしてもらうようになれば
魚に興味を持ってもらえるのでは無いかと
そんなことを考えました

浜名湖について話して頂くなら
県水産技術研究所浜名湖分場の分場長さんにお願いするしか無い
耳石を教えて下さったのも、分場長さんですし
そんなことでお願いをしたところ快く引き受けて下さいました
資料も作って、下敷きもおまけで下さいと
追加でわがままも言わせてもらいました
当日は、無茶ぶりで魚の説明も・・・

浜名湖の魚の実物を見せたいというのは最初から思っていたことで
打ち合わせの時にももし可能なら、ウオットから。。。と言いましたが
それは無理とのこと
魚屋に頼むしか無いなと思い
魚屋を紹介してもらい、浜名湖の魚を何でも良いからそろえて下さいとお願いしました
子どもに浜名湖魚を紹介したい!というざっくりな依頼に
本当にこちらの気持ちにぴったり寄り添った内容で準備して下さいました

貝、ガザミ、主にとれる魚
さらには生きている魚まで!
本当にありがたいと思いました
後から考えても、本当に素晴らしい!

ガザミが二匹居て、何でかな?と思ったのですが
当日無茶ぶりで分場長さんに説明して頂いたとき
実はたまごのふ化に近いかどうかの違いだと説明して下さいました
そんなところまで考えて準備して下さったのです!
スゴイと思いました
そしてさらっと説明できる分場長さんもすごいです
お二人のおちからで、ただ見せたいという私の想いが
より深い物になりました

そして、せっかく料理人が居るのだから
プロならではの技も見て頂こう
というこれもまた無茶ぶりで。。。
鱧の骨切も取り入れました
これを快く引き受けてくれ
当日素晴らしい腕前を披露してくれたかわかみさん


そして、打ち合わせと本番しかお会いしなかったのに
当日沢山お手伝いをして下さったOMソーラーの村田さん
多くの皆様のご協力にただ感謝です

来年も出来たら良いなと思います









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